動物と触れ合うことが好きな人はこの仕事!資格なしでも働ける仕事とは!?

動物が好きな人の中には、動物に関わる仕事がしたいと思う人は多いのでは?実は世の中には多くの動物に関わる仕事がありますが、具体的なイメージがわかないという人や、自分にできる仕事なのだろうかと不安に思う人もいるのではないでしょうか。ペットを預かったり、世話をしたり、病気や事故に遭った動物を保護したりと、仕事内容は幅広くあります。また、資格がないとできないものと、資格がなくてもできるものがあります。では、どのような仕事があるのか解説していきます。

 

トリマー

ペットのシャンプー、カット、爪切り、耳掃除、体調チェック、カラーリングやリラクゼーションなど、いわゆる犬の美容師です。動物をきれいにすることができ、動物からも飼い主さんからも喜んでもらえることがやりがいに感じます。飼い主さんに手入れのアドバイスをするとさらに喜んでもらるでしょう。専門学校や大学で基本的な技術や知識を学んでから就職する人と、学校へは通わず、ペットショップなどで働きながら技術を身につける人もいます。トリマーは民間の資格はありますが、資格がなくても働くことはできます。しかし資格を持っている方が採用には有利になる可能性は高いです。

 

ペットショップスタッフ

餌やりやゲージの掃除、栄養管理など生体の世話をしたり、店内の掃除、来店いただいたお客さまの対応、生体やグッズの販売をしたりします。餌のやり方だけでも生体の種類や月齢による違いがありますし、適切な室温や水温など細かく調整しなければ生きられないような動物もいます。このように動物の数だけ覚えることがあります。ですので、生体を観察し、ストレスなく生きられるように環境を整えたり、細かな体調管理をすることがとても重要な仕事になります。また、店内には生体の飼育に関する商品が数多く取り扱われていますので、在庫管理や商品知識も当然必要となります。

 

ペットシッター

飼い主に代わってペットの世話をする仕事です。飼い主の自宅で、飼い主がいない間、ペットの世話をします。飼い主が不在時のペットの世話であれば、ペットホテルに預けるという方法もありますが、ペットのストレスを考えると自宅で世話をした方がやはりいいです。ペットの餌やりや散歩などが主な仕事内容です。飼い主の自宅に行って世話をするので、飼い主に信頼されることが重要になります。ペットシッターは資格がなくてもできますが「ペットシッター士」という民間資格がありますので、資格を取得すれば仕事の幅を広げることができるでしょう。

 

ブリーダー

犬を代表とするペットとなる生体や家畜を繁殖・飼育させ、ペットショップや個人客に販売します。販売までの過程で、餌やりや健康管理、しつけなどの日常の様々な世話をします。生体に対し命を預かっているという責任をもって適切に扱うことが重要です。また、販売ではなく、ショーやコンテストに参加することをメインにする人や品種改良を行うことを目的にする人もいます。資格は必要ありませんが、基本的な動物の飼育、育成に関する知識を身につけておく方がよいでしょう。

 

獣医師

動物専門の医者です。獣医師になるには国家資格の獣医師免許が必要です。そのため、大学で獣医学を6年間学び、国家試験に合格しなければなりません。仕事内容は、動物病院に来院する動物の診断や治療を行います。また、水族館や動物園などで飼育されている動物の健康管理を行うこともあります。

 

動物介護士

動物も人間と同じように年を取ることで運動機能が低下したり、ケガや病気により通常の生活が送れなくなることで、サポートが必要になることがあります。動物介護士は、このような動物がサポートを必要になった場合に、その状態に応じた介護をします。そのため幅広い知識が必要です。民間資格ですが、知識を学ぶことで様々な動物のケアをすることができるようになります。ただし、資格を取ったからといって就職に直接結びつくとは限らず、自分のペットの飼育に知識を役立てたいために資格取得を目指す人もいます。

 

ドッグトレーナー

犬のしつけや訓練をするのが仕事です。ペットとして家庭で飼われている犬が対象です。資格がなくてもドッグトレーナーになれますが、民間資格を取得している方が仕事の依頼を受けることができるでしょう。現在のペットブームにより、トラブルを避けるため、大きくなる前に基本的なしつけをしておきたいと思う飼い主が多くいます。成果を出すには、犬との関係はもちろんですが、飼い主との信頼関係を築くことも大切な要素になります。また、知識や経験を積んでいけば、自分で「しつけ教室」を開き、飼い主にしつけ方を教えたり、アドバイスするようなこともできるようになります。

 

動物用医療機器の製造

動物の疾病検査や治療で使用されることが目的の機械器具を製造します。多くが動物病院などで使用されます。直接動物と接することはなくても、間接的に動物を病気やけがから命を守ってあげられるということがやりがいになります。資格は必要ありませんので医療機器を取り扱う企業へ転職、就職により携わることができる仕事です。

 

動物保護団体職員

動物保護のための団体の職員になり、保健所で殺処分にされる動物を保護したり、家庭で飼えなくなったペットを引き取り、飼育します。また、動物保護のための啓蒙活動をすることも重要な仕事です。

 

まとめ

動物に関連する仕事といってもたくさんあり、仕事内容はとても幅が広いです。多くの仕事は資格がなくてもできますし、経験を積むことで収入がよい仕事や自分のやりたい仕事へ転職することができます。民間の資格とはいえ、資格があった方が就職、転職には有利ですので、資格取得も視野にいれて考えてみてはいかかでしょうか。また、動物用医療機器の製造のような間接的な関わりのある仕事も含めれば、動物に関連する業界のニーズは多様化しており、探せばまだま面白い仕事があるかもしれませんね。